アイリストとしてもっとステップアップしたい、他のサロン・専門店で活躍したいと考えた際の転職では、
- これまで指名してくれたお客さんに引き続き来店してほしい
- そもそもサロン転職時の指名客を連れていくのは違法なの?
- サロン転職時に指名客を連れていくと、どんな影響がある?
といった疑問や不安、悩みを抱くことがあるでしょう。
それでもアイリストの転職を決めた際は、自身の売り上げや顧客管理、実績がとても大切なので、これまで贔屓にしてくれた指名客を引っ張りたいのが、ホンネですよね。
今回は、アイリストのサロン転職時にこれまでの特別なお客さまを連れていくのは良いのか違法なのか、気になるポイントを徹底解説!
スムーズに気持ちよく転職して新しいサロン・専門店でもお客さまをたくさん増やしていく、そんな理想的な働き方のきっかけに、ぜひ本コラムを参考にしてくださいね。
サロン転職時に指名客を引っ張る|違法ではないものの注意点があった!

それなりに指名客がたくさんいる中でのアイリストのサロン・専門店転職は、新しい場所でも同じようにこれまでの指名客に利用してもらいたい、そんなニーズを重要視するものですよね。
ただ、指名客はあくまでこれまで働いていたサロン・専門店のお客さま、というイメージが強いので、引っ張りたくても連れていくのはどうなのかと不安に感じてしまうはず。
意外に知られていないのですが、サロン転職時に指名客を引っ張るのは、違法ではないと言える要素が!
ここではさらに、違法ではないものの注意しておくべき点を合わせてご紹介します。
サロン転職時に指名客を連れていく|違法ではない理由
他のまつ毛パーマサロン・専門店にこれまでの指名客を連れていくことが決して違法ではないのは、「職業選択の自由」という法律があるためです。
法律というと難しいイメージが強いですが、上記の職業選択の自由にはアイリストに例えると、
- 他のまつ毛パーマ、アイブロウサロン・専門店に転職をする
- 他のまつ毛パーマサロン、アイブロウ専門店を設立、運営、経営する
- 上記ふたつの過程でこれまでの指名客に報告、声をかける
という流れに決して違法性はないことから、これまでの指名客をこれから転職するサロン・専門店へ引っ張ることは問題がありません。
そして職業選択の自由という法律にはさらに、指名客にとってより良いサービス、通いやすいと感じる料金プランの提案は自由な経済活動の正当な競争のひとつ。
まつ毛パーマサロン・専門店だけではなく、ヘアサロンやエステティック専門店、夜のお店などではよくあるケースとなっていることから、違法性の心配が一切ないのです。
サロン転職時に指名客を引っ張る|気を付けておきたい注意点
職業選択の自由、自由な経営という観点から見て、転職時にこれまでの指名客を引っ張るのは違法ではないものの、気を付けておきたい注意点があります。
意外に見落としやすい、サロン転職時の指名客を連れていくことの注意点は、
- 現在勤めているサロン、専門店で「顧客、指名客引き抜き」が原則禁止されている
- 現在勤めているサロン、専門店の顧客リストを用いて転職後に連れて行こうとしている
- 転職後の引き抜きにおけるセールス、PRが指名客の負担になっている
という3点。
アイリストの転職や自由競争における範囲内での、これまでの指名客に転職先を伝えて改めて来店してもらうのは違法ではないものの、そもそも現在のサロン・専門店で禁止されているケースがあります。
就業規則で把握していたにも関わらず、これまでの指名客を引っ張っていってしまうのはルール違反・損害賠償の対象になるリスクが…!
さらに、現在働いているサロン・専門店の顧客リストをまるごと用いて新しい転職先の指名客にしようとする行為も、個人情報を勝手に持ち出していることとイコールになり、訴訟や損害賠償につながるおそれがあります。
転職後はお客さまを増やすことを一から始める必要があり、気持ち的にも焦ってこれまでの指名客に過度なPR・宣伝をしてしまうケースが意外に多くありません。
それなりに信頼関係を築いてきたこれまでの指名客でも、過度な宣伝やPRは負担になり、結果的に信頼関係が崩れて新しい転職先に引っ張れなくなる、そんな悪循環が意外に少なくはないのです。
サロン転職時に指名客を連れていくと…?プラス・マイナスな影響をチェック!

自由競争、経営の自由の範囲内であれば、アイリストのサロン転職時にこれまで贔屓にしてくれていた指名客を引っ張ることができるとわかり、少しは安心されたのではないでしょうか?
ただ、どんなに法律の範囲内や、指名客との信頼関係においての引き抜きだったとしても、良い面ばかりではなくマイナスな影響もあることが現状。
新しい転職先でも安定的に働いてどんどん顧客やリピーター、指名を増やしていくために、プラス・マイナスな影響を具体的に見ていきましょう。
サロン転職時に指名客を連れていくプラスの影響は?
自由競争の範囲内であれば、サロンを転職する際にこれまでの指名客を連れていくことに問題はなく、以下のようなプラスの影響があります。
- 安定的な収入、顧客獲得
- 信頼関係が構築されていることで過度な緊張が少ない
- 他の新規を担当するよりもやりやすく安心感がある
サロン転職時に、これまで自身のまつ毛パーマやまつ毛エクステなどの施術を受けてくれたお客さまを引っ張っていくのは、「安定的な収入、顧客獲得」につながります。
サロンを転職すると、指名客がいない場合は顧客獲得を一からスタートしなければならなくなり、さらには新しいサロン・専門店に慣れていく必要があることから、アイリストにかかる負担が意外に大きいと言えます。
ですが逆に、これまでの指名客を引っ張っていくことは信頼関係が構築されていることで過度な緊張が少なく、他の新規のお客さまを担当するよりも、気がラクでやりやすい、安心感があるというプラスの影響があるのです。
サロン転職時に指名客を引っ張るマイナスの影響は?
サロン転職時に、これまで親しくしていた指名客を引っ張るのは、たとえ自由競争・常識の範囲内であっても、プラスの影響に比べて気を付けておきたいマイナスの影響があります。
- 指名を替えられるリスクがつきまとう
- 元いたサロン、専門店との関係性が悪くなるリスク
- 過度な引き抜きや広告、宣伝などで元のサロン、専門店のマイナスになった際の損害賠償リスク
アイリストとして他のサロン・専門店に転職したり、自身のサロンを持つ独立や運営などでこれまでの指名客を連れていくマイナスな影響には、まず「指名を替えられるリスク」がつきまとうということ。
まつ毛パーマやアイブロウパーマ、アイブロウワックス、まつ毛パーマなどの施術はお客さまにとって、指名していたアイリストがいたとしても永久的に指名をしなければならないわけではありません。
気分を変えたくなったり、他のアイリストの施術も受けてみたい、そんなニーズを誰でも持っていることから、たとえ指名客を転職先に引っ張れたとしても、他のアイリストに興味を持たれてしまうケースが否定できないのです。
そして、自由競争の範囲内で指名客を新しいサロン・専門店に連れて行ったとしても、元のサロンから見ると売り上げや実績に影響してしまうことから、関係性が悪くなるリスクも。
意外に狭い業界ですので、取った取られた的なマイナス評価は尾ひれがついてさらに悪いウワサへと発展するケースがあり、メンタル的な疲弊で病んでしまうアイリストが少なくはありません。
顧客リストの持ち出しや転職先の顧客増やしに使うなど、過度なやり方は損害賠償の給与から相殺されるケースもあり、サロン転職時の引き抜きは慎重に、注意しながら行うことがマストと言えるでしょう。
アイリストの転職|顧客が増える理想的なアイリストの条件とは?

アイリストとして他サロン・専門店に転職する際は、これまでの指名客を連れていけたとしても、まだまだ十分な数にはなっていないと、焦りや不安を感じることがあるでしょう。
では、どうしたら人が集まる魅力的なアイリストに変わっていけるのか、転職時は誰もが知りたいポイントですよね。
顧客を増やして、転職したばかりの段階でも充実して働ける、理想的なアイリストの条件をまとめてみました。
- 技術、知識習得の努力を怠らない
- お客さまに寄り添った施術、カウンセリング、コミュニケーション
- 特典、サービス内容が充実している
顧客獲得につながる魅力的なアイリストは、まつ毛パーマやマツエク、アイブロウ関連の知識や技術習得の努力を忘れないことで、毎回満足度の高い施術ができ、結果的に人が集まるアイリストを目指せます。
売り上げや実績よりもまずお客さまファーストのアイリストは、自然体でがつがつしていないことでお客さまから好かれるメリットが。
さらに、サロンの特典やサービス内容が充実し、一般的な相場よりもオトクに通えるようなメリットがあると、他サロン・専門店と差がつく分、お客さまからの注目が集まって結果的にリピートが増える、そんなプラスの循環を作ることができます。
転職後にまず、これまでの指名客と会わせてたくさんのお客さまを持ちたいと考えた際は、上記3つのポイントをふり返り、見直し改善するところからはじめてみましょう。
おわりに

アイリストとしてのサロン転職時は、新しい夢や目標を持つと同時に、どうやってリピーターを増やしていこうかと一からの準備が必要になり、元サロン・専門店の指名客に意識がより強くなります。
自由競争・職業選択の自由の範囲内であれば、これまでの指名客を連れていくことに問題はないため、転職を決めた段階で準備を進めておきましょう。
もともとのサロンとの関係性を良いままにキープすべく、ルールやマナーを守った顧客引き抜きで、新しいサロンでも楽しく充実しながら仕事をしていってくださいね!
